親子って?

2001年9月19日
たまたまTVをつけていたら
中居くんが司会をやってる特番がやってた。
躾か虐待かでヤンママ4人とコメンテーターたちが討論していた。
彼女達の話を聞いていると だんだん むかっ腹がたって来た。

『病院に行かない程度であれば躾』

そんな理屈は彼女達の世界だけで通用するものであって
世間一般からは『虐待』と取られても当然だろう。
泣かないとムカツクから泣くまで叩く とか
たまたま手を上げたら 鼻血を出した とか
そういう事を笑いながら平然と言ってのける彼女達は
本当に母親と言えるのだろうか?
きっと彼女達は自分の子供をひとりの人間としてではなく
自分の所有物程度にしか思ってないんだろうな・・・・・・

何て事を考えているうちに ふと自分の親の事を考えてみた。
自営業ということもあって 朝から晩まで働いていた姿しか
小さい頃の記憶はない。
小学校3年生の時 おとんが知人の連帯保証人になってしまい
よくあるパターンで その人に夜逃げされた。
ある時 家に帰ると全ての窓のカーテンが閉められ
豆電球の灯り TVも見られない という日が突然やってきた。
何を話していたかは覚えていないけど
おかんが泣きながら私に何かを話していた記憶がある。

中2の冬 おとん方の伯父が交通事故で亡くなり
相手との交渉事を 弟であるおとんが殆ど寝ずに行っていて
結局調子を崩してしまい 店で倒れて入院した事があった。
その時に伯母がおかんに言った台詞
「○○ちゃん(おとん)もだらしないわねぇ」
そして 伯父と同居していたくそ爺(祖父)は
「お前がしっかり見てないから悪いんだ」

「一体誰の為にこんな事になったと思ってんだよ!!!
 誰の為に頑張ってたんだよ!!!」
と病院の廊下で2人に向かって叫んだ私を
何も言わずに抱き締めたおかん。
本当は自分が一番言いたかったんだよね?

この日以来 私は益々この2人が嫌いになったのだった(笑)

特にくそ爺は大嫌いだった。
何せ 私が生まれた時 おかんに向かって言った台詞
「また女か」
ああ 女さ それがどうした。
ウチのおかんはそのあと 弟を産んだぞ。
アンタの娘達は 女しか産めなかったくせに!( ̄^ ̄)

まぁ 私も大きくなってからは 別に何とも思わなくなったのだが
でも くそ爺が亡くなった時 不思議と涙が出たのは何故だろう・・・・・・(笑)

書き始めたらキリがないけど
苦労はしていても笑いながら生活できる家庭で育てられた事は
幸せな事だと思うし 2人の子供として生まれて来れて嬉しく思う。

でも こんな事 面と向かっては絶対に言ってやんない。
ちゅーか 死んでも言わない(笑)
いつも文句ばかり言ってるけど 本当は2人が大好きなのだ(^^;;

結婚話も暫くなさそうだし もう少しお世話になります(笑)

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